合気道とは

合気道とは、植芝盛平翁が日本伝統武術の奥義を極め、さらに厳しい精神的な修行を経て創始した現代武術です。
勝敗を超越した「和」の心により、流れるように相手を導き技となります。

体の杖とは

丸い樫の棒ーーー杖
長過ぎず短か過ぎず、太過ぎず細過ぎず、どちらが先やら手前やら、何とも平凡な姿。
手に持てば軽く、ぼんやり横たわって眠っているような杖。
これを目覚めさせるにはどうすればよいのだろう?
どう扱えば水を得た魚のように生き生きと動いてくれるだろうか?そう考えたのがきっかけである。1983年頃のことである。
まず、杖本来の働きであろう打・突の修行。そして以前から続けていた合気道。すなわち、円の体術と直線の杖との融合に思いをめぐらせた。
新武道の名称は迷わず『体の杖(たいのじょう)』とした。
(体の杖制定杖=直径25ミリ、長さ128センチ)
平成2年(1990)2月11日。佐賀市に高伝館道場を建設。合気道と並べて体の杖の看板を掲げたので、この日が正式な『体の杖』の誕生日と言える。
武道暦はすでに67年を過ぎたが、私のもう一つの顔・漫画家歴の方が少し先輩である。当然、『体の杖』を絵にするのも私の仕事であろう。

PAGE TOP